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書道は筆が命

■書道の基礎知識-書道の筆は命です

賞状書士の仕事をで必要な道具で一番大切なのが筆だと思います。今では、筆ペンという便利なものがありますが、やはり筆は腰があり、きれいな字が書けるのでちゃんと使いたいものです。

筆の善し悪しでできばえが違う

なんといっても書道をする上では筆の善し悪しが左右します。筆の善し悪しでできばえが違うと言っても過言ではないでしょう。ある程度上達してくると、筆耕が筆によって影響を及ぼすことがあります。
初心者のうちはあまり分からないのですが、行書などになってくると、筆の流れ具合や、腰の強さが大きく影響してくるのです。もちろん、楷書でも之繞(しんにょう)や、はねかたなどはその筆の特性が出てくる場合が多いのです。

毛筆の種類は?
毛筆には主に、羊(やぎ)、馬、たぬき、いたちなどの毛が使われますが、毛の質やその硬さ・柔らかさは、どのような動物のどの部位の毛を使うか、また、どの産地のものを選ぶかによってさまざまに違ってきます。
■よい筆とは
一般的に良い筆とは、毛の一本一本がすなおでよく揃っていること、穂がふっくらしていること、穂先が鋭いこと、弾性に富むことなどが要求されます。
高級な筆になると、ときには一頭分の毛から一本の筆しかできないほど、毛の質を厳選して吟味することもあるのです。

よい筆とは一本一本の毛が、根元から先に向かって徐々に細くなり、先がとがってまっすぐなものがよいといわれています。

■バランスのよい筆とは
馬や山羊などの毛を集め、束ねて穂を作るわけですから、筆穂を固めてみると、円すい型で根元から穂先に向かって徐々に細くなっているものがバランスのよい筆で、中間が太目になっていたり、穂先が急に細くなっているものや、ちぢれ毛のまじっているものなどは、良い筆とはいえません。

書道をする方にとって筆はある意味命かもしれません。 普段の手入れも大事にしていきたいですね。

これらの筆は、一本ずつ筆職人の手作業で作られますので、全く同じ製品は出来ないのが特徴です。

 
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